ホームジムの床補強の方法・完全版

ホームジムの床補強の方法・完全版
ホームジムの床を補強するのはもう定番になっていますよね。昔から私がお薦めする床補強の材料を参考にしてくれている方が多いみたいで嬉しいです。

で、実際私のお薦めするホームジムの床補強の材料や方法、フローリングへの負荷や影響を詳しくまとめ直しましたので、ここで改めてホームジムを作る際の参考にしてもらえたらと思います。

ホームジムの床補強に必要な材料一覧

私がお薦めするフローリングなど家を大事に考えた床補強材は下記の3つです。

  1. 一番下:2cm厚の低反発系クッションマット
  2. 真ん中:9mm厚のMDF合板
  3. 一番上:2cm厚のジョイントマット

通常は3層構造にする必要はないと思います。10年くらい前まではほとんどが木材の板のコンパネとその上にゴムマットを敷くだけの2層構造が多かったと思います。

一方で私は念には念をということで、3層構造にしています。サイトで3層構造の衝撃吸収と防音を兼ね備えた床補強をご紹介してから、3層構造にする方も徐々に増えてきたのではないかと思います。実際に同じ材料を多くの方が購入していただいています。

一言で言えば3層構造の床補強、「かなりお薦め」です。実践して良かったらぜひサイトをブログやSNS、YouTubeでご紹介くださいね。とても喜びます。

一番下:2cm厚の低反発系クッションマット

アイリスオーヤマ製造の柔らかい低反発のマットです。サイズは1820*910で厚みが2cmです。2枚並べて約180cm四方の正方形を作っています。この上に板とジョイントマットを敷いていきます。
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この柔らかいスポンジのようなクッションマットをホームジムの床補強に使い始めたのは私が最初なんじゃないかなと勝手に思っています。

ホームセンターに売っていて、1cm厚と2cm厚がありますが、明らかに2cmがお薦めです。この写真だと上が2cmで下が1cmです。
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先日ホームジムを新しくするためにまた追加で低反発系クッションマットを買いに行ってきました。そのとき改めて厚みの差を見て2cm厚が一択だなと確信しました。1cm厚だと重さで潰れてしまい、ウエイトがかかった瞬間の沈み込みの厚みの余裕がないように感じます。

コンパネとフローリングを直接触れさせたくなかった

なぜこの低反発系クッションマットをフローリングの上に敷くかというと、床に直接木材の補強板を触れさせたくなかったからです。最初は傷防止・擦れ防止のために敷いていました。

フローリングに加わる振動は柔らかいクッションマット経由なので防音・防振効果がある

使用していて低反発系クッションマットはフローリングにかかる振動自体も吸収し静音性があることもわかってきました。

例えば昔ながらの床補強材で使われる木の板、コンパネだけでは固い板から硬いフローリングに直接振動が伝わってしまいます。低反発系クッションマットなら直接硬いもの同士が衝撃音を発生させることを防ぎ振動を和らげる効果が期待できます。

マンションやアパートのような集合住宅でホームジムを作るなら、ちょっと価格が高いのがネックですが低反発系クッションマットをフローリングとの緩衝材として敷いてください。

3年敷いていてもまったく問題なし

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3年ホームジムで使ってきたMDF合板をどかしてみました。当然ですがマットにはまったく問題なしですね。

マットをめくってみました。フローリングにもまった影響を与えていません。ここまで3層構造にしていれば当然とも言えますが。
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ぺちゃんこになって薄くなって潰れていることもありませんでした。常に圧縮がかかっているので薄くなっているかなと思ったのですが、耐久性の高さには驚かされますね。10年敷きっぱなしにしてもまったく問題ないのではと思います。

新しいホームジムを作るのにこの2枚に加えて3枚目を新たに購入しましたが、遜色ないクッション性と厚みを維持していたことには驚きました。

真ん中:9mm厚のMDF合板

コンパネではなくMDF合板がベスト

10年くらい前はホームジムの床補強と言えばバリがあるベニヤ板やコンパネを使うのが主流でした。しかしこれを家に入れたくないなと思っていたんですよ。家具っぽくない素材だから。

で、私がMDF合板というものをホームページで紹介したところ、採用してくれる方が増えていったというわけなのですが、MDF合板の何が良いか。ポイントは硬さと見た目、手触りの良さです。業務用ぽくなく家に置いても外から持ってきた板という雰囲気がありません。

MDF合板とは

MDF合板とは木を粉砕し粉状にしたものを再度強固に固めた人工的な板です。
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表面はサラサラしていて手触りがよく、側面はバリがなく素人がノコギリでカットしても綺麗です。そして歪みやたわみがなく硬度が高い、素材として優秀すぎます。

私は床補強材として9mm厚を採用しました。厚みは9mmと12mmがあるので、お好みでどちらか選んでください。数年間床補強材として使用したあともまったく変形することなく使える硬さがあります。

ノコギリで簡単にまっすぐ切れる加工のしやすさと仕上がりの良さ

MDF合板は木目がありません。バリもまったく出ません。そしてノコギリで簡単にカットができます。カッターでは切れないのでノコギリを使ってくださいね。

私は新しいホームジムを作る際にL字型にノコギリでカットしましたが、素人がここまで真っ直ぐにカットできて、またカットした側面にバリが出ないのはMDF合板が加工木材だからだと痛感しました。

コンパネやベニヤ板じゃなくて本当に良かった。ホームジムは日々生活する家に作るものですから、綺麗で家の中に置いておいても良いと思えるもので揃えたいものです。

3年使用してもMDF合板は割れも歪みもまったくない強度

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ちなみにこちらは3年使用したハーフラックをどかしたあとのMDF合板です。凹みや割れは一切なく当然歪みや凹みもありません。このまま180*180は新しいホームジムでも使い回すことができました。耐久性は非常に良いと思います。

一番上:2cm厚のジョイントマット

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一番上のマットは正直何でも良いと思います。硬く薄い高級なジム用マットもありますが、そこまでお金をかける必要もないのかなと思います。ここでのジョイントマットの役割は、補強材の命でもある板材に直接負荷がかからないようにするためだけにあると言っても過言ではありません。

なので何を選んでも特に問題ありません。

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私が購入しているのは2cm厚のトレーニング向けとして販売されているジョイントマットです。

正直MDF合板やクッションシートがなくてもこれだけでもいいんじゃないかと思うことさえあるほど厚みがしっかりしています。

このジョイントマットは低価格でありながらマットの沈み込みを低減する硬度55の硬さなので自然な感じの触感です。ダンベルを置いておくと跡が付きますが時間経過とともに目立たなくなります。

カッターでカットできるので壁沿いにびっしりと敷き詰めるのも簡単ですよ。

ホームジムの床補強は3層構造で決まり

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これまでの材料を重ねるとこんな感じで3層構造になります。

  1. 床に直接振動が伝わりにくくなる2cm厚クッションシート
  2. パワーラック、ハーフラック、ウエイトの重量を広く分散するMDF合板
  3. 硬度のあるジョイントマット

衝撃や振動、重量負荷分散すべてをこの厚みで実現しています。ぜひ参考にしてもらい、ホームジム構築の際は床補強してもらえたらなと思います。

部屋の形に合わせて床補強材をDIYでカットしてみた

3層構造の床補強にしてから3年後、部屋を変えてハーフラックとベンチも買い替えて、新たに床補強材から器具までリニューアルしました。

今回もあり得ないほど狭い部屋に詰め込んだので、壁がカクカクした状況でしたがその形状に合わせて遊歩教材をカッターとノコギリでDIYカットしてぴったりに成形してみました。

メジャーで切り落とす長さを測って、最下段のクッションシートはカッターでカット。
真ん中のMDFボードはノコギリでカット。
最上部のジョイントマットはカッターでカット。

ポイントはMDFボードは入らないと困るので気持ち余裕を持って隙間ができるくらいにカットしました。

伸縮性のあるクッションシートとジョイントマットは隙間が空くとゴミが入り込みそうなのでやや小さめにカットして強引にハメ込みました。

DIYとは思えないほどピッタリとフィットしています。自分でもよくできたなと思います。

著者プロフィール
パワーラック1台、ハーフラック2台、プレスベンチ2台を引っ越しや環境変化に合わせて購入しホームジムを5回作ってきた経験から、 これからホームジムを作りたい方、小規模パーソナルトレーニングジム開業を目指す方向けの筋トレ器具選びのtipsや筋トレ、サプリ、食事などの情報をまとめていくサイトを作りました。 ジムの筋トレは行くのが面倒、器具の順番待ちの時間が無駄、一生会費を支払い続ける固定費の削減、これらを総合的に判断してホームジムを作ることをお薦めします。